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「第3期八頭町総合戦略」を策定しました
本町では、令和2(2020)年に「第2期八頭町総合戦略」を策定し、産業振興や雇用の創出、子育て支援、健康づくりの推進など、5つの重点目標と関連施策を掲げ、人口減少対策および地方創生のための取り組みをおこなってきました。
第2期戦略の計画期間が本年度をもって終了することに伴い、今後5年間のまちづくりの基本方針や具体的な施策をまとめた「第3期八頭町総合戦略」を策定しました。本戦略に基づき、今後もより一層、地方創生に取り組んでいきます。
戦略の位置づけ
「第3期八頭町総合戦略」は、八頭町の目指す将来像と基本目標を定めた「第3次八頭町総合計画」のうち、少子高齢化や人口減少に対処するため行う地域の魅力や資源を生かしたまちづくりに関する基本方針や施策について定めたものであり、まち・ひと・しごと創生法(平成26年法律第136号)第9条第2項に基づく計画として位置づけるものです。
各施策の実施に当たっては、行政と町内の各事業者や関係団体、そして町⺠の皆さんとが互いに認識を共有し、連携、協力して取り組みを行っていく必要があります。
計画期間
令和7(2025)年度から令和11(2029)年度までの5年間
総合目標
令和12(2030)年の八頭町の総人口を14,000 人とする。(国勢調査結果)
戦略の基本方針
我が国における合計特殊出生率は、令和5(2023)年に1.20と過去最低を更新し、我が国の人口は、今後減少し続けることに加え、東京圏以外の道府県から東京圏への転入超過数は、令和5(2023)年に11万5千人を記録し、国内における人口偏在の是正も見通せない中にあって、八頭町における人口減少は当面避けられない状況にあります。そのような状況下にあっても、八頭町で生活する人々が自然と自然の恵みに囲まれ、ゆるやかな時間軸の中で、物心共に豊かさを実感し、安心して暮らしていける持続可能なまちづくりを行っていく必要があります。
町の現状と課題を踏まえ、若者や高齢者等町⺠皆がそれぞれの持てる能力を発揮し、地域や産業の担い手として、いきいきと活躍できる環境の整備のための取り組み、次世代を担う新たな命と子どもたちを社会みんなで育み、応援していくための取り組み、町内外の交流を促進し、新たな関係の拡大を図ることにより地域が潤い、維持発展していくための取り組みおよび日々の暮らしの安全安心を保つための取り組みについて、昨今進展目覚ましいデジタル技術も活用しながら進めていきます。
こうした取り組みを進めることにより、人口減少の抑制と第3次八頭町総合計画に掲げるまちの将来像である「未来をつなぐ 八頭の力 みんなで創る活力あるまち」の実現を目指します。
重点取り組み項目 | 主な取扱分野 | 主な取り組み内容 |
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誰もがいきいき活躍し笑顔あふれるまちづくり | 産業振興・全世代活躍・健康増進・地域福祉 |
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みんなでともに子どもの笑顔を育むまちづくり | 子育て支援・人材育成・教育 |
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笑顔でつながる人と地域がふれあうまちづくり | 観光振興・移住定住促進・交流推進・関係人口拡大 |
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暮らしを支え笑顔が続く安全安心のまちづくり | 地域交通維持・買い物環境等確保・災害対策 |
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意見公募
策定に当たり、令和6年12月13日から令和7年1月31日まで意見公募を実施しました。いただいた意見に対する本町の対応方針は次のページに掲載しています。
「第3次八頭町総合計画・基本構想および前期基本計画(案)」ならびに「第3期八頭町総合戦略(案)」に対する意見を募集します(受付終了)