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集中豪雨とは
集中豪雨は、狭い地域に短期間のうちに雨が集中して降ることをいいます。梅雨の終わり頃によく起こります。集中豪雨が発生すると、中小河川の氾濫や、がけ崩れによる地すべりなどの被害が生じるため、造成地、扇状地、がけ付近では十分な注意が必要です。また、集中豪雨は狭い地域に突発的に降るため、予測は極めて困難です。急に注意報や警報が発令されることがありますので、気象情報や雨の降り方に注意しましょう。
雨の強さと降り方
1時間雨量 | 予報用語 | 人の受けるイメージ | 人への影響 | 屋内(木造住宅を想定) | 屋外の様子 | 車に乗っていて | 災害発生状況 |
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10~19ミリメートル | やや強い雨 | ザーザーと降る雨音で話しにくい | 地面からの跳ね返り足下が濡れる | 雨の音で話し声がよく聞き取れない | 地面一面に水たまりができる |
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この程度の雨でも長く続く時は注意が必要です |
20~29ミリメートル | 強い雨 | 土砂降り | 傘をさしていても濡れる | 寝ている人の半数くらいが雨に気づく | 地面一面に水たまりができる | ワイパーを速くしても見づらい | 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模のがけ崩れがはじまる |
30~49ミリメートル | 激しい雨 | バケツをひっくり返したように降る | 傘をさしていても濡れる | 寝ている人の半数くらいが雨に気づく | 道路が川のようになる | 高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる | 都市では、下水管から雨水があふれる。山崩れ・がけ崩れが起きやすくなり、危険地帯では避難の準備が必要です |
50~79ミリメートル | 非常に激しい雨 | 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) | 傘はまったく役に立たなくなる | 寝ている人の半数くらいが雨に気づく | 水しぶきであたり一面が白っぽくなり視界が悪くなる | 車の運転は危険 | 都市では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合ある。マンホールから水が噴出する。土石流が起こりやすい。多くの災害が発生する |
80ミリメートル以上 | 猛烈な雨 | 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感じる | 傘はまったく役に立たなくなる | 寝ている人の半数くらいが雨に気づく | 水しぶきであたり一面が白っぽくなり視界が悪くなる | 車の運転は危険 | 雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要 |
出典:鳥取県ホームページ 鳥取県の防災 風水害の基礎知識