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皇室に献上する二十世紀梨の選果・引渡式が、9月8日(月曜日)に中央人権啓発センターで行われました。
梨の献上は、産地の活性化と生産意欲の向上を目的として昭和39年から毎年行われており、県内の産地が持ち回りで皇室へお届けしています。
今年は鳥取いなば八東果実部の二十世紀梨が選ばれ、2007年以来18年ぶりに献上されました。
当日は糖度10.5度以上・3Lサイズの梨120個から、形や色が特に優れた84果を丁寧に選び出し、包装・箱詰めした後、県の代表者に手渡されました。
その後、栽培農家をはじめ関係者に感謝状が贈られ、会場は温かな拍手に包まれました。
献上梨を栽培した小椋さんは「今年は猛暑と水不足で生産するのが難しかった。例年より水やりの回数を増やすなど大変だったが、無事に献上できてほっとしてる。ぜひ鳥取の秋を感じてもらいたい」と笑顔で話されました。
地域の誇りである二十世紀梨が、心を込めて育てられ、今年も特別な場へと届けられました!