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「移住風景~八頭町地域おこし協力隊活動の現場から~令和8年9月号」を掲載しました。
7・8月は猛暑を通り越して酷暑が続いていて、とろけそうな暑さでした。
私は今年も宮崎隊員の「ナツキチ」をお手伝いしつつ、娘と一緒に八頭町の夏を満喫しました。八東図書館やかにっこ館の移動水族館、船岡納涼祭でやずぴょんと郡家中北連の皆さんと踊ったり、やずバスの見学会に参加して実際に乗車してみたり。隼駅まつりではスタッフとして参加したりとてんこ盛りでした。
暑さと疲れでつい色々とさぼりたくなりましたが、「子どもたちとの今年の夏は一生に1回きり!全力で一緒に楽しむぞ!」と毎日気合いをいれて過ごしました。餃子を一緒に包んだり、蛙を捕まえたり、ビニールプールやカードゲームで遊んでみたりと、何気ない日常の詰め合わせのような夏ですが、それも我が家らしくていいかと思っています。
毎年花火を怖がり、ほとんど見ることができずに抱きついている娘。さぁ、今年のきらめき祭りの花火は怖がらずに見られたかはまたご報告します・・・。
(写真1)因幡船岡駅納涼祭にて
7月の研修では写真の刈払い機を始め、乗用モア(草刈り機)、スピードスプレイヤー(農薬散布車)、灌水用のエンジンポンプ、果樹園内を走る運搬車などの農業機械の使い方や注意点等を学びました。
すべてを手作業で行っていた時代と比べれば、こうした機械の登場によって農作業は革命的に省力化されたと言えると思いますが、真夏の炎天下での作業は機械を使ったとしてもまだまだ大変な仕事だと感じました。
これからの農業は機械にできることは機械に自動で作業してもらう無人化の時代になっていくのだと思います。すでに米作り等では田植え機やドローン等の自動運転が導入されているそうですが、果樹栽培においてもそのような機械がちらほら出てきているようです。
そういった技術を積極的に取り入れて、さらに省力化を進めていくことも、若い人たちに農業に魅力を感じてもらい、後継者を確保していくには必要な取り組みなのではないかと思っています。
(写真1)仮払い機
7月後半から、小学5・6年生を対象とした長期休み体験塾「ナツキチ」が始まりました。今年は町内の小学生15名が参加し、川遊び、料理、ものづくり、地域見学など、八頭町の中で様々な体験をしています。
地域の皆さんには各種事業でご協力いただくとともに、子どもたちの姿を温かい目で見ていただき、とても感謝しています。ナツキチでは、ただ遊ぶだけでも、ただ勉強するだけでもなく、子どもたちが地域の中で人に出会い、様々な体験をすることを大切にしています。お寺で写経体験、科学実験(液体窒素やダイラタンシー)、ボルダリングなど行事が目白押しでした。
また、ナツキチに先立ち、中学生4名で1泊2日の宿題合宿を行いました。八東地域の古民家を拠点に、夏休みの宿題をもとにしっかり勉強しましたが、それ以外の時間は、みんなでごはんを作ったり、温泉に行ったり、焚火に花火と夏を満喫しました。
子どもたちからは、また参加したい・もっと日数を増やしてほしいといった声もあり、学校でも家庭でもない場所で友だちと過ごす時間そのものを楽しんでくれていたのだと感じています。
子どもたちの中には、「ナツキチはプライベートな場所」と話してくれる子もいて、肩の力を抜いて過ごせる場所として受け止めてくれているのだと思います。子どもたちの夏休みが少し特別な時間になっていく様子を私自身も楽しみにしています。
(写真1)ナツキチの一幕(八東の水路で魚探し)
(写真2)ナツキチの一幕(おでかけ)

(写真3)ナツキチの一幕(糸鋸で木材カット)
(写真4)ナツキチの一幕(八東川で川遊び)
(写真5)ナツキチの一幕(木工で武器づくり)
(写真6)ナツキチの一幕(八頭高生とタコライスづくり)
八頭町に移住して2回目の隼駅まつり。前回は雨で少し違う様子だったので今年の晴天での開催はこれこそ知っている隼駅まつりだという感じがしました。
「地域の方が手を振ってくれて嬉しかった」という声も多数聞いています。ご理解ご協力をありがとうございました。運営に携わる中で視点が変わり、出来るだけ多くの方に安全に楽しんでもらい、帰っても鳥取が楽しかったと言ってもらえるよう改善していきたいです。
隼駅まつりの前日には「はちスト(はっとうVストロームミーティング)」が八東総合運動公園で開催され、隼駅まつりとは別の賑わいをみせていました。
隼駅まつりには長距離向きの大型なバイクが多数来町されますが、排気量も様々な車種も一緒になって八頭町ひいては鳥取を楽しんでもらうことで、大型車に乗り続ける事が難しくなっても、自身に合った車種でまた八頭町に来るという流れが出来たらいいなと思っています。なお、この期間で周辺市町も走っていただいた方が多いようですのでやはり広域でライダーさんに楽しんでいただける仕掛けが必要だと感じました。
(写真1)駅前商店での掲示
(写真2)どこから来たのマップ
気温もグングン上昇し、夏真っ盛りとなってきました。猛暑日となるような暑い日が続いていますが、各隊員は活動・私生活ともに八頭町の夏を体験しています。過ごした年数により各隊員が感じることも様々ですが、「暑い」だけではない鮮やか八頭町の思い出を作ってもらえたらと思います。(田渕)