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「移住風景~八頭町地域おこし協力隊活動の現場から~令和7年12月号」を掲載しました。
移住風景 令和7年12月号 [PDFファイル/723KB]
令和7年10月から新たに隊員が加わりましたので紹介します。

石黒 達也(いしぐろ たつや)
鳥取県
地域農業振興(トレーニングファーム)
作曲
白米、日本酒
どんな歌詞にもメロディを付けられます
郡家地域(活動範囲は町内全域)
令和7年10月1日から3年間の予定
まずは知識や技術を身につけ一人前の生産者になり、いずれは農業や八頭町の魅力を全国に発信する農家になることを目指します!Instagram、X、YouTube、TikTokで日々学んだことや趣味などを発信していきますので、@nashikakiojisan で検索してみてください!
どーも、ミヤッキーです!!
この秋には冬の子ども体験塾事業「フユキチ」に向けて準備を進める日々を過ごしていました。フユキチについての詳細はInstagramから!
今回は子どもミーティングとして取り組む事業をご紹介。
小学生の「環境にやさしいことをしたい」の一言から始まったこの事業。第1回の物々交換を6月に実施。最初はお客さんに声をかけることも難しく、物の配置やお客さんからの見え方など新しく学ぶことばかり。
2度目を経て継続的に事業を行うためにお金を稼ぐことに挑戦。休みを1日使ってやずバスで買い出し、試作、値段の決定。そして10月に初めて自分たちで作ったものを売るということをしました。
朝は8時から集まり商品を作ります。もちろん物々交換の設営準備もあるので大忙しでした。第1回の時とは違い、お客さんへの声掛けや商品の並べ方、見た目にもこだわりながら自分たちでできることがかなり増え、私が手を出すことも少なくなり、安心して見ていることができます。
あいにくの天気ではありましたが、諦めずに最後の1個まで自分たちの力で売り切ることができました。11月にはみんなで収支と会計のお勉強もしました。次回の出店は決まっていませんがこれからもこの事業で子どもたちのやりたい気持ちを育んでいきます!!
活動詳細は
Instagram【@miyakki82】
で発信中
(写真1) 出店者ミーティングに参加

(写真2)設営準備中の様子
彼岸花があぜ道を真っ赤に染めたかと思ったら、秋の風が心地よく吹きはじめ、あっという間に寒くなり、もはや冬の訪れさえ感じております。
果樹農家見習いとして迎えるこの時期は、梨と柿の収穫シーズンの始まりでもあります。今年もようやくその季節が訪れ、ひとつずつ丁寧に収穫しました。甘く香る果実を手に取る度、日々の作業の大切さとやりがいを実感します。
10月には「八頭町マルシェ」にお手伝いで参加。スタッフとして地元の方々と交流しつつ、自身も会場に出店されている様々なものを体験しました。お手伝いの最中、会場を訪れた人たちの笑顔を見るたびに、地域のつながりの温かさを感じました。
研修の合間の休憩中、ふと見上げた空には大きな虹がかかっていました。秋の恵みと人のつながりを感じた日々となりました。
(写真1)大きな輝太郎柿

(写真2)休憩中に見上げた大きな虹
1枚目は毎度のごとく今月のまとめです。
森下広一マラソンの交通誘導、八頭町マルシェではフルーツカップイラストややずぴょんの補助など町のイベントにも関わらせていただきました。寒くなる前の気候の良い時期なこともあってか毎週イベントがあり、改めて八頭町は楽しい町だなと感じています。
2枚目はツーリングガイドの際に通ったルートをマップにしたものです。
バイクに乗らない方にはピンと来ないかもしれませんが、信号や渋滞が少なく伸び伸び走れる八頭はstop&goを繰り返す都会の様なストレスがありません。すぐそこに程よいカーブの山道もありマシンとの一体感、自然の中を駆け抜ける開放感が感じられます。
山道を繋いで海まで短時間で行けることも鳥取ならでは…今回はバイクで初めて鳥取を走る方のため、観光地を取り入れつつ東部を短時間で廻るルートにしましたが、他にも八頭町を中心に鳥取ツーリングの魅力を伝える効果的な方法を模索していきます。
(イラスト1)10月の活動イラスト(1枚目)

(イラスト2)ガイドの際の案内マップ(2枚目)
夏から秋、そして冬と季節の移り変わりの早さを感じます。私自身、隊員の記事を見ると八頭町の四季に対する捉え方も十人十色だと改めて感じます。この度新隊員が加入しましたが、これから八頭町で季節の移ろいをどう表現してくれるのか楽しみにしています。(田渕)