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「移住風景~八頭町地域おこし協力隊活動の現場から~令和7年8月号」を掲載しました。
どーも、ミヤッキーです!! この夏、町内小学生(高学年)を対象にした「ナツキチ」という夏休みの体験塾の運営にチャレンジしています。
ナツキチはただの “預かり”ではなく、子どもたちがいろんな世界にふれるきっかけになる場所。川遊びや山歩き、社会見学や語学体験など、小さな冒険がつまった、「夏の探検基地」みたいなものです。毎日子どもたちのエネルギーに負けないように、大人の自分も一緒に楽しませてもらっています。夏休みはまだまだこれから!
また、5月には小学生から「お金のいらない物々交換やってみたい!」という声があがりました。そこから、子どもたち自身がルールを考え、チラシを作って、実際に「はやぶさ日曜マーケット」で出店することができました。話し合いの中でアイデアが形になっていく様子は本当に頼もしかったです。
こうして八頭町で一緒に何かにチャレンジできることを、とても嬉しく思っています。「都会じゃなくても、こんなことができる」と一緒に感じてもらえたら嬉しいです。
今後は、私自身がワーキングホリデーで海外を旅してきた経験も少しずつ伝えながら、子どもたちが八頭の中でいろんな世界にふれられるような機会も作っていけたらと思っています。
第4土曜日の午前中は、大人向けの「はじめての英語カフェ」、そしてきらめき祭りには駄菓子屋も出店予定!!
(写真1) インスタグラムアカウント二次元コード 「活動の詳細はインスタグラム【@miyakki82】でも発信中」
(写真2)物々交換の打合せ会
鳥取に移住してから、基本的に果樹園にしか足を運ばない毎日。果樹園以外で友人に伝えられる鳥取の魅力・ネタが不足していた私めに、町内のバイク乗りの方が観光をしましょうと案内してくれました。
故郷の横浜とは違い、家から1時間しなくても楽しめる素晴らしい景色・楽しい道、ここは天国かなと思いました。山道を抜け今度は、素晴らしい海!何より砂丘!スケールに圧倒され思わず登ってしまいました。バイクもですが、釣りも楽しそうだと思いました。いい思い出も作れ、気持ちの切り替えもできたように思います。
さて、果樹事業のお話です。梨づくりの技術だけでなく、知識を深めるため、第17期梨づくり大学というものに入学し勉強をしています。下地の知識が不足しておりついていけるか不安でしたが、なんとか頑張っております。
最近の講義では、樹形の管理や有害鳥獣対策、気象災害対策といった内容を学びました。樹形に関しては果実の品質・作業性に関わるので、就農を果たした折には、是非学んだ知識・技術を己の果樹園に生かしたいと思います。
また園芸試験場においても実地指導があり、様々な取組とその知見をご指導いただきました。講義は様々な果樹農家さんが参加しており、中には「寂しかろう」と一緒に研修を受けてくれる優しい方もいらっしゃいました。以前食事の席で関わらせていただいた、郡家の果樹農家さんとも会うことができよかったです。
私自身も他の農家さんと一緒に、果樹という鳥取の魅力づくりの力になれればと思っています。
(写真1) ツーリングで魅力発見
(写真2)一緒に学んだ果樹農家さん
早いもので4月に着任してから3ケ月経ちました。中でも心に残ったことをイラストにまとめてみました。
1枚目は6月8日に道の駅はっとうで行われたバイクのライダー向けイベントの様子です。
「地元の和菓子屋で大福を買って来る」「○○のうどんを食べてくる」というライダー向けのミッション指令書が出てくるくじ(ガチャ方式)を行い、八頭周辺をバイクで楽しんでもらえるようなイベントを企画しました。
また、イベントをきっかけに道の駅はっとうへ「オススメスポット投票箱」を設置し、先日一次集計を行いました。結果を同所に掲示しておりますので、オススメスポット情報提供と併せてよろしくお願いいたします。
2枚目は6月の1ヶ月の活動を抜粋しまとめたものです。
蛍や紫陽花などの季節の自然に触れたり、農繫期だからかコウノトリを目にすることも増え改めて八頭の魅力を感じました。
これからも八頭の魅力に最前線で触れ、広く伝えられる活動を行っていきたいと思います。
(写真1) HCBMのイラスト(1枚目)
(写真2)6月の活動イラスト(2枚目)
季節は大暑を過ぎ8月を迎えます。連日気温の高い日が続き、屋外は言わずもがな屋内でも熱中症の危険性が高まる時期となっています。様々なフィールドで活動する協力隊員ですが、体調管理にも十分気を付けるよう配慮して参ります。八頭町民の皆様も暑い時期ですがご自愛ください。(田渕)