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「移住風景~八頭町地域おこし協力隊活動の現場から~令和7年1月号」を掲載しました。
11月はまちゼミへの参加や県東部で開催されるイベントに足を運んだりと新しい興味関心や人との出会いが多い月になりました。
まちゼミでは手形足形アートの講師をしたのですが、どうすれば小さい子を育てる親御さんにくつろいでもらえるか、楽しんでもらえるか、私なりに精一杯考えました。
当日は観光協会の方の力もお借りし、参加した皆さんに笑顔になっていただける時間を提供できたように思います。ちょっとしたイベントでも、参加者さんの何気ない言葉や当日の様子を振り返ることで良かった点や反省点が見えてきます。こういった経験を積み重ねることで、自分自身で動ける力を少しずつでもつけていけたらと思っています。参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
1月には子育て支援センターでも手形・足形アートの体験を予定しておりますので、ご参加お待ちしております。
(写真1)まちゼミ参加者の皆さんと
9月から『やずスポ』というスポーツ交流会を毎月2回、隼ラボ体育館で開催しています。誰でも気軽に楽しくをコンセプトに地域の大人も子供も楽しめる空間を目標にイベントを開催しています。
きっかけは、7月にあった船岡地区ソフトバレー大会でした。コロナ明けの開催でしたがたくさんの方が参加され、私もチーム隼ラボで出場し、とても楽しく体を動かせました。次はまた1年後。そこまで待てなかった私は、自分ではじめてみようと思い開催に至りました。交流会を開くのは初めてで至らないところもあるのですが、皆さん楽しんで参加してくださっています。
第2木曜日はソフトバレー、第4水曜日はフットサルをしています。時間は18時30分~20時30分まで。場所は隼ラボ体育館です。持ち物は体育館シューズと動きやすい服装、それから楽しむ気持ちです。ぜひお越しください。
(写真1)やずスポの様子
11月に荷物と飼猫を鳥取へ連れて来るため、実家へ帰省しました。どこに泊まろうかと悩んだ末、結局実家に泊まりました。もう戻ることのない私に対し、心なしか哀愁漂う瞳で見ていたように感じましたが、出会いと別れを繰り返すのが世の常なればと気持ち切り替えました。
帰省前、お世話になっている果樹農家さんに友人へのお土産として西条柿(吊し用)を考えている旨を伝えた所「持って行っていいよ!」と仰っていただいたためお言葉に甘えて頂戴しました。
友人に会い八頭町での暮らしを話しながらお土産を披露しましたが、考えてみれば私自身吊し柿のやり方を知らない…ということで、動画等を調べつつ友人に託しました。後日、友人より素敵な干し柿の写真をいただきました。私の自慢話の甲斐あってか八頭町に興味を持ってもらえたので、暖かくなったら一度八頭町に呼ぼうと思います。
(写真1)友人が仕上げた吊し柿
(写真2)家族が増えました🐈
10~12月、農繁期を終えたため池にて水を落として泥を流す池干し作業が行われます。今年は、今まで関わっていた所に加えて更にいくつかのため池の水落としに呼んでいただけました!
どの池も少しずつ水の抜き方や泥落としの程度などやり方が違い、長年の経験の中で培われた池ごとの最適なやり方なのでしょう。池の構造も千差万別、これは初見では分からないなあというものもあり、とても勉強になりました。
池から出てきたフナやスジエビなどは回収して、再び池に戻します。昔はそれらの魚類も盛んに食用にされていたそうです。私たちもフナなどを少し頂いて、池の恵みも楽しみます。また、アメリカザリガニやブラックバスなどの外来種は全頭回収して、取り除きます。 今回いただいた魚は私と手伝ってくれた学生たちとで分配して食べさせてもらいました。
池にいると厄介な外来種ですが、本来は食用で持ってこられた生き物たち。料理してしまえば美味い食材で、池干しシーズンはタンパク質には困りません。
(写真1)在来種と外来種の選別作業
(写真2)巨大な池の水落し
(写真3・4)バスやザリガニはもちろん、フナも美味しく頂く
新しい年のはじまりというのは1つの節目となります。協力隊においては隊員の加入・卒業が節目の1つとなります。卒業する隊員の新天地での活躍を祈るとともに、新加入した隊員を含めた新しい体制での協力隊を新しい年と共に盛り上げて参りたいと思います。(田渕)
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