八頭町再犯防止推進計画を策定しました

計画策定の背景

全国の刑法犯認知件数は、平成14年をピークに減少し続けている状況ですが、検挙者のうち約半数が再犯者で、その割合が毎年高くなっていることが、全国的な課題となっております。このような状況から、平成28年12月に施行された「再犯の防止等の推進に関する法律」（以下「再犯防止推進法」）では、再犯の防止等に関する施策を実施する責務が国だけではなく、地方公共団体にもあることが明記され、地方公共団体は、国の再犯防止推進計画を勘案し、地方再犯防止推進計画を定めることとされました。

この度、本町においても、国の再犯防止推進計画を踏まえ、「八頭町再犯防止推進計画」を策定し、一層の再犯防止施策を推進することしました。

計画の目的

この計画では、国や県、関係団体等と連携して、犯罪をした者等が社会から取り残されることなく、円滑に社会復帰し地域社会の一員として活躍できる「地域共生社会の実現」を推進することで、再犯を防止し、町民の皆さんの安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目的とします。

なお、再犯防止の施策を実施する際には、犯罪被害者やその家族の心情等に配慮し、取り組みます。

計画の位置付け

この計画は、再犯防止推進法第8条第1項に規定する「地方再犯防止推進計画」として位置づけます。

地域福祉推進計画との関係

地域福祉が社会的包摂（ソーシャル・インクルージョン）の実現を指向していることから、社会的に排除され孤立している人々を地域社会で受け止め、地域生活や社会参加を支援する「第2期八頭町地域福祉推進計画」に包含して策定しています。

計画の期間

令和6年度から令和11年度までの6年間

進捗管理体制

「第2期八頭町地域福祉推進計画」と一体として進捗管理を行います。

ダウンロード

八頭町再犯防止推進計画（P74～P76） [PDFファイル／10.51MB]