本文
麻しんの感染拡大防止について
重症になりやすく、感染力が極めて高い麻しん(はしか)が、2020年以降最多となるペースで感染拡大しています。
麻しん(はしか)は、マスクや手洗いでは感染予防として十分ではなく、ワクチンが重要です。麻しん(はしか)は、「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎・脳炎・腸炎などで重症化することも多く、先進国でも重症化することもあり、1,000人に1人死亡するとされている感染症です。さらなる感染拡大防止のため、次の事項について、ご協力お願いいたします。
麻しん(はしか)を疑う症状がある場合の対応
- 典型的な麻しんは、高熱、せき、鼻汁、眼球結膜の充血、発疹等を主症状とします。最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また、39~40℃の高熱と発疹が出ます。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。
- 麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようお願いします。
- 感染拡大防止のため、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力お願いいたします。
ワクチン接種について
- ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンは2回接種することが重要です。
- お子様が麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳または就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください。
- 海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。
- 2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子手帳等で、過去の麻しんの罹患歴または2回の接種記録を確認できない方は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。なお、今回の流行は10代~40代の方を中心に流行していることも踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。
- 特に、次の方は、接種が不十分な場合、ワクチンの接種をご検討ください。
- 保育園の学校職員、医療機関職員など、小さなお子さんや患者さんと接触する機会の多い方
- 空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方
- 次の方は、感染すると重症化すると言われていますのでご注意ください。
- 妊娠中の方は麻しん風しんのワクチン接種はできません。早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接種をご検討ください。
- 免疫不全のある方は、主治医の方と相談のうえ、麻しん風しんワクチン接種をご検討ください。
- 乳幼児は、肺炎や脳炎を起こすリスクがありますので、ご家庭内の接種歴をご確認ください。









