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「誰もが安心して地域に暮らし続けていける福祉のまちづくり」に向けて、福祉への理解を深めるとともに、繋がり作りの輪を広げていくことを目的に、八頭町福祉大会<外部リンク>が11月9日(日曜日)に、八東体育文化センターで開催されました。
まずは、八頭町社会福祉協議会の岡森会長より、町の福祉向上に尽力された方々へ表彰・感謝状の贈呈が行われました。
続く活動発表では、令和7年度から西郡家地区で取り組む「西郡家地区健康づくりの集い・地域で取り組むフレイル予防」と題して、実際に活動に携わる関係者や参加者が、地域での健康づくりの成果や想いを紹介しました。
その中で、町老人クラブの副会長は、「会員の高齢化が進んでいるが、健康で人とつながる活動を続けることが大切。『健康づくりの集い』がその場として続いてほしい」と今後への期待を語りました。
また、活動開始当初から参加されている方からは、「ずっと楽しみにしていた集い。毎回違う企画で楽しめるし、茶話会でも会話が弾んでうれしい」との声があり、運営を担う集落支援員は、「また来たいと思ってもらえる内容を、これからも考えていきたい」と意欲を新たにしていました。
続いて、日本栄養実践科学戦略機構代表理事長・中村丁次さんによる「人生100年時代の栄養・食事」の講演が行われました。
「栄養・食事は健康維持から病気予防、生活の質の向上まで、人の暮らしを支える基盤」と語り、バランスのよい食事の実践ポイントなどについて、参加者は熱心に耳を傾けていました。