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中学生と地域の大人・大学生が少人数グループで“価値観や思いを共有すること”を大切にした交流型の教育プログラム「CHA3(チャチャチャ)プログラム<外部リンク>」が、11月15日(土曜日)に八頭中学校で開催され、中学2年生と地域の大人・大学生、あわせて約200人が参加しました!
CHA3とは、
Chance(チャンス):地域の方や身近な大学生と出会う機会
Change(チェンジ):多様な価値観に触れ、自分を広げる
Challenge(チャレンジ):少し先の目標をもち、さまざまなことに挑戦する
という意味があり、令和元年から「ふるさとキャリア教育」の一環として鳥取県内で取り組みが広がっています。八頭中学校では今回が初開催となりました。
まずは5〜6人のグループに分かれ、「地名しりとり」でアイスブレイク。
つづいて自己紹介にあわせて「好きな給食メニュー」をボードに書いて発表するなど、世代を問わず話しやすい話題に、どのグループも会話が弾み、笑顔があふれていました。
その後も、「大切にしているもの・言葉」「住んでいる地域の魅力」「どんな大人になりたい(と思っていた)」など、日常に近いテーマをきっかけに、自由に会話が深まっていきました。
参加者それぞれが、相手の話をしっかり受け止めたり、自分の気持ちを丁寧に言葉にしたりする姿が印象的で、年齢や立場を越えて自然とつながり合う雰囲気が広がっていました。
地域の大人からは、「中学生と話す機会が新鮮だった」「多様な考え方に触れられた」との声が。
大学生からは、「八頭のあたたかさを感じた」「地域の人とのつながりがあるから安心感が生まれてこれからの挑戦につながるのでは」との感想。
中学生からは、「知らない人と話す経験ができてよかった」「違う考えを聞けて学びになった」「地域の人の想いを知れたのが印象に残った」など、前向きな声が多く聞かれました。
最後に、プログラムをコーディネートした県教育委員会の足羽さんは、
「今回をきっかけに、助け合えるまちづくりや、本音で語り合える学校につながれば」と話されていました。
世代をこえて語り合うあたたかな時間が生まれた今回の取り組み。
今後の広がりにも期待が高まります。
八頭町立八頭中学校<外部リンク>