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平成17年3月31日、郡家町・船岡町・八東町の3町が一つになって誕生した八頭町。
歴史や文化でつながってきた地域が力を合わせ、少子高齢化をはじめとする課題や、めまぐるしく変わる社会の中を歩み続け、今年、20年という大きな節目を迎えました。
この節目を町民の皆さんとともに祝い、これまでの歩みを振り返るため、11月2日(日曜日)に八東体育文化センターで「八頭町合併20周年記念式典」を開催しました。
式典は、澤神社麒麟獅子舞の力強い舞で華やかにスタート。
続いて登壇した吉田英人町長は、「厳しい財政状況の中でも町政の基盤づくりに取り組んできた。これからも町民の皆さんとともに前へ進みたい」と挨拶し、その後、町の発展に尽力された方々への善行・功労表彰や感謝状の贈呈が行われました。
また、江原(カンウォン)特別自治道の横城郡(フェンソングン)との友好交流協定締結20周年を記念し、銅板の除幕式も実施。
来賓として登壇した金明起(キム・ミョンギ)横城郡守からは、「文化やスポーツを通じた交流を積み重ね、互いの努力が20周年をより価値あるものにした」との言葉があり、これまでの交流への敬意と今後さらに絆を深めていく思いが語られました。
式典の締めくくりには、この20年の歩みや町への想いを町民のインタビューも交えてまとめた映像を上映。
懐かしい映像に笑みがこぼれたり、未来の八頭町へのメッセージに耳を傾けたりと、会場全体で“未来へつながる想い”を共有する時間となりました。