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町内で唯一の高等学校として、長年にわたり地域とともに歩んできた八頭高等学校が今年で創立100周年を迎えました!
10月16日(木曜日)、とりぎん文化会館で行われた記念式典では、これまでの歴史を振り返るとともに未来への希望を新たにしました。
大正15年に「鳥取県八頭高等女学校」として誕生した八頭高校は、昭和23年に現在の学校名となり、文武両道を掲げて多くの人材を育成してきました。ホッケー競技など全国で活躍する部活動をはじめ、バルセロナ五輪銀メダリストの森下広一さんや人間国宝の陶芸家・前田昭博さんなど、地域の誇りとなる卒業生を数多く輩出しています。
式典では、岡田校長が「これからの50年、100年に向けて地域と共に成長していきたい」と挨拶。
続いて、八頭高校・谷本生徒会長が「これまでの歩みを大切にして、これまで築きあげてきた伝統に恥じないよう、自分たちも新たな歴史を作り上げていきたい」と力強く述べました。
また、徒歩冒険家の吉田正仁さん(同校卒業生)が「夢へ向かって一歩ずつ」をテーマに講演を行い、世界各地を歩いて旅した経験から「小さな一歩を積み重ねることが夢の実現につながる」と力強いメッセージを送りました。
その後は、演劇部・吹奏楽部・箏曲部による記念公演が行われ、「過去と未来」をテーマに昭和から令和までの名曲が披露されるなど、会場は大きな拍手と温かな雰囲気に包まれました。
八頭高校がこれからも地域とともに歩み、新たな歴史を重ねていくことを心から期待しています。
鳥取県立八頭高等学校ホームページ<外部リンク>