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7月26日(土曜日)と27日(日曜日)、中央人権啓発センターで「八東解放文化祭」が行われました。この文化祭は、部落差別をはじめ、あらゆる差別をなくし、誰もが安心して暮らせる明るいまちづくりを進めることを目的に、毎年開催されています。
「ミュージックベルの会」の優しい音色で幕開けし、八東保育所園児の歌声、八東平成太鼓の力強い演奏、やずっ子学習会や人権推進課による意見発表などが続きました。
さらに、部落解放同盟中央本部書記長の赤井隆史さんを講師に迎え、「人権の時代とは〜その可能性と限界について〜」と題した講演会も行われ、今の社会における人権問題について理解を深める時間となりました。
家族連れ6組が参加し、さじアストロパーク職員の指導のもと、自分だけの望遠鏡を製作!
「家でも星を見てみたい」と子どもたちは嬉しそうでした。
2日間を通して、中央人権啓発センターの講座で作られた作品や保育所の子どもたちの作品、地域団体の活動紹介が展示されました。
訪れた方からは、「子どもから大人まで、地域全体で人権問題に向き合っている様子が伝わった」「見応えがあった」という声もありました。
鳥取県内では、8月9日まで「部落解放月間」として、部落差別の解消をめざすさまざまな啓発活動が行われています。
八頭町では、8月22日(金曜日)に郡家人権啓発センターで人権問題講座を開催予定です。
この機会に、みんなで“差別のない、誰もが安心して暮らせるまち”について考えてみませんか?