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有事の際に郡家駅を利用される皆さんの安全をどのように守るのか、その対応力向上を目的に、7月14日(月曜日)に郡家駅で「テロ対応訓練」が行われました。
主催はJR西日本。警察や消防に加え、普段から郡家駅を利用する地域住民の方も参加し、実際に事件が起きたかのような緊張感の中で、真剣に訓練に取り組みました。
今回の訓練では、駅構内で無差別殺傷事件が発生したという想定のもと、通報、避難誘導、犯人の制止、負傷者の救護など、関係機関が連携しながら一連の対応を確認。JR職員も役割を分担し、迅速に対応していました。
訓練終了後、郡家警察署の波田警部補は「事件はどの地域でも起こりうる。自分ならどう動くかを日頃から考えておくことが大切」と講評されました。また、訓練に参加した人は「訓練とはいえ、実際に事件が起きたらと思うと怖かった。落ち着いて行動する意識の重要性を改めて感じた」と話していました。
JR郡家駅の吉本駅長は「地域の皆さんと連携して訓練を行えたことは非常に意義深い。今後も継続して備えを重ねていきたい」と語りました。
「備えあれば憂いなし」
今回のような訓練の積み重ねが、地域全体の安心・安全につながります。“自分の身は自分で守る”という意識を持ち、日頃から「もしも」の時の行動をイメージしておくことが、いざという時の大きな力になります。皆さんも日頃から防犯について意識を高めていきましょう。