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生物多様性の保全を民間の力で進める区域として国が認定する「自然共生サイト」。
その魅力を伝え、理解を深めるための「自然共生サイト交流会」が、3月8日(土曜日)に大江ノ郷自然牧場で開催されました!
交流会は午前の「交流まなびば」と午後の「自然観察会」の2部構成で開催されました。
午前は、自然共生サイトの概要説明や地域での取り組み紹介、トークセッションが行われ、参加者同士の意見交換も活発に。午後の「自然観察会」では、「こども・おとな向けコース」「おとな向けコース」の2つのプログラムが実施され、一般社団法人鳥取県地域教育推進局MIZUNOBAのスタッフがガイドを務めました。
「こども・おとな向けコース」には5組の家族が参加し、田んぼのあぜ道をゆっくり散策。芽吹く植物や土の中から顔を出す生き物たちを観察しながら、春の訪れを感じていました。子どもたちは「生き物を見つけるのが楽しかった!」と大喜び。
ガイドを務めたMIZUNOBAの岩田さんは、「参加者の反応が気になっていたが、子どもたちの表情を見て、自分の幼少期と重なる部分があった。小さい頃のこうした経験は、大人になっても記憶に残るのだろうなと手ごたえを感じた。これからも活動を続け、もっと多くの人に自然共生サイトのことを知ってもらいたい」と語りました。
自然とふれあい、その変化を感じることは、私たちの暮らしの中にも豊かさをもたらしてくれます。これからも、多くの人が自然の恵みを楽しみながら、共に学び、守っていける機会を広げていきたいですね!