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2月8日(土曜日)、八東体育文化センターで 一般社団法人Yearning for Yazu Project(ヤーニング・フォー・ヤズ・プロジェクト)主催の特別講演会が開催されました!
講師は、明治の実業家・渋沢栄一氏の曾孫であり、地域人材の育成や地域づくりに取り組む渋沢寿一氏。 「地域の未来に向けて」をテーマに、豊かさとは何か、地域の価値とは何かを問いながら、持続可能なまちづくりのヒントを語られました。
講演では、江戸時代の人々が自然の恵みを生かし、必要最低限のモノで暮らす循環型の生活を送っていたことを紹介。さらに、祭りを通じて築かれる人間関係や地域の豊かさについて触れ、農学博士・環境活動家として農山村地域に関わる中で得た経験を交えながらお話されました。
講演後の意見交換会では、「八頭町を楽しいまちにするには」「地域を巻き込むには」といったテーマでさまざまな意見が飛び交いました。
「今はできなくても、10年後を見据えてつながることが大切」という渋沢氏の言葉が、参加者の心に残る素敵な時間となりました。
「5年後、10年後、どんなまちで暮らしたいか?」
そんなビジョンを持ち、人とつながる場を増やすことが、地域の豊かさにつながるのかもしれません。今回の学びが八頭町の未来を形作る力となり、地域の発展につながっていくことを期待しています。
特別講演会 地域の未来に向けて<外部リンク>