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くつろぎタイム2026年2月号を発行しました
くつろぎタイム2026年2月号 [PDFファイル/242KB]
BOOKS OF THE YEAR 2025 Vol.2
今月のくつろぎタイムは先月号に引き続き、司書が2025年に読んだ本の中から、おすすめの本・心に残った本を紹介します。
- 紹介した本は2025年に出版されたものとは限りません。
- 八頭町立図書館で借りる事ができます。
『人質の朗読会』
小川洋子 著 中央公論新社
海外ツアーの参加者七人と添乗員が、反政府ゲリラの襲撃を受け、拉致された。犯人グループの動きを探るために録音された盗聴テープ。そこに残されていたのは、人質たちが自ら書いた物語を朗読する声だった。
それぞれの話になんとも言えない面白味があり、最後に語り手が明らかになるとじーんとします。この著者のひんやりした文章が好きです。
『宙わたる教室』
伊与原新 著 文藝春秋
定時制高校に赴任した教員・藤竹は、年代も背景も様々な生徒たちを集め科学部を作ります。実はドラマを先に見ました。科学を通じて目標に向かう生徒たちの背景や心情には心打たれました…。科学が好きな方もそうでない方も関係なく読めます。そして、実話に基づいた物語だったと知って驚いた作品でした。
『平野レミの自炊ごはん せっかちなわたしが毎日作っている72品』
平野レミ 著 ダイヤモンド社
今日、何を作ろうかと悩むことの多い中、よく利用させてもらったレシピ本です。はちみつや柚子胡椒、バターの使い方など、いろいろ参考にさせてもらいました。平野さんの料理のネーミングも楽しいものが多く、「ゆずこしょうのうっトリ照り焼き」は味も名前も気に入ってます。
『銀河の図書室』
名取佐和子 著 実業之日本社
宮沢賢治を研究するイーハトー部。活発な風見部長は、修学旅行の後、突然不登校に。それぞれに辛さを抱える部員たちは、彼が学校に戻るのを待ち望む。善意の行動が人を傷つける恐ろしさと、彼らが痛みを乗り越える姿を描く。同じ野亜高校が舞台の『図書室のはこぶね』もどうぞ。
『学芸員しか知らない美術館が楽しくなる話』
ちいさな美術館の学芸員 著 産業編集センター
私は美術鑑賞が好きだ。日々の忙しさから解放され、作品を味わう喜び。もっと楽しむために読んだこの本が最高に良かった。学芸員の仕事は司書の仕事に重なる部分もあり、大変刺激を受け、ますます仕事がしたくなった!ん?結局私は図書館が好きだ。



