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くつろぎタイム2026年1月号を発行しました
くつろぎタイム2026年1月号 [PDFファイル/252KB]
BOOKS OF THE YEAR 2025 Vol.1
あけましておめでとうございます。
1月号・2月号のくつろぎタイムは、司書が2025年に読んだ本の中から、おすすめの本・心に残った本を紹介します。
- 紹介した本は2025年に出版されたものとは限りません。
- 八頭町立図書館で借りる事ができます。
『台湾漫遊鉄道のふたり』
楊双子 著 三浦裕子 訳 中央公論新社
1938年の台湾を舞台に、日本人作家“千鶴子”と、現地の通訳“千鶴”が、旅の中で台湾グルメを食べ尽くす。「何か美味しいものはあるかしらねぇ?」が口癖の千鶴子と、どんな要望にも的確に応える千鶴。「先生と通訳」から「対等な友人」へと変化する二人の関係が丁寧に描かれます。旅と食べ物、歴史好きな方はぜひ。
『かえりみち』
あまんきみこ 文 西巻茅子 絵 童心社
迷子の女の子が泣いていたら、こぎつねが家まで連れていってくれました。その帰り、迷子になったこぎつねが泣いていると、こぐまが家まで連れていってくれました。その帰り…。
親切がつながっていく絵本です。出版年をみてみると…。あ!僕の生まれた年と一緒だ!古い絵本です。
『何でもまわりのせいにする人たち』
小日向るり子 著 フォレスト出版
「何でもまわりのせいにする人」が増えているというのを実感していた私。思わず手に取ってしまった。「そうだね~、そうなんだ!!」と納得しながら読み進められる本でした。
原因の一つが「保身の時代」、何かあるとすぐにハラスメントと糾弾されるので、思ったことも言わない。「無駄な衝突を避けて他人との関係のストレスを極力少なくする」という思考が多くなっている。ネット時代になり、承認欲求が強くなっているらしい。「いいね」がそれですよね。しかし、「痛み」は誰かに代わってもらえるものではない。そのことに気づいた時に人の成長がみられるのではないでしょうか。
「イタリアの丘の町」(たくさんのふしぎ2025年12月号)
古山浩一 文・絵 福音館書店
「たくさんのふしぎ」は、自然科学や文化などの“ふしぎ”について小学生向けに解説する雑誌ですが、大人の方が借りられるのも見かけます。私は訳知り顔で頷きます。おもしろいですよね、と。
今年発行された号で個人的にいちばん好みだったのがこちら。これでなくても、気に入ったテーマの号があればぜひ手に取ってみてください。私が訳知り顔で頷きますので。



