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福本70号墳出土遺物を展示しています
発掘展示室1では、平成29年に鳥取県保護文化財に指定された「福本70号墳出土遺物」を一堂に展示しています。
最大の見どころは、国内では類例のない「銅製匙(どうせいさじ)」です。
古代朝鮮・百済の武寧王陵出土品との共通点を持つこの匙は、当時の八頭地域が遥か海を越えた大陸と直接的な交流を持っていたことを物語る遺物です。
また、権威の象徴である「双龍環頭大刀」や豪華な「金銅装馬具」は、被葬者がいかに高い地位にあったかを語っています。
変形八角形という特殊な墳形を持つこの古墳の主は、後の八上郡衙(役所)の設置や寺院建立へと繋がる、地域社会の大きな変革をリードした人物であったと考えられます。
銅製匙
韓国・武寧王陵の品と酷似した、国内唯一の超希少遺物。古代の国際交流を象徴する逸品です。
磯金具

展示室の様子




