高齢者の権利擁護

気付いていますか? 高齢者に対する虐待

 高齢化社会の進展とともに表面化し、深刻な社会問題となっている「高齢者虐待」。平成18年4月に、高齢者虐待の防止と虐待を受けた高齢者の保護や擁護者の支援を行う等として高齢者虐待防止法が施行され、国及び自治体をあげて高齢者虐待防止に向けた取組みが始まっています。


◆誰もが尊厳をもって暮らせるために

自分の人生を自分で決め、周囲からその意志を尊重されること、つまり、人生を尊厳を持って過ごすことは、介護の必要の有無に関わらず誰もが望むことです。しかし、現実には家族や親族、施設の職員などが高齢者の人権を侵害する「高齢者虐待」が問題となっていることがあります。
高齢者のなかには、辛くても不満があっても声を出せない人がいます。また、介助者のなかには、虐待と気付かず無意識のうちに言葉や態度で、高齢者を精神的に追い込んでしまっているケースも多くあります。


◆サインに気付くこと、見過ごさないことが第1歩

虐待の防止は、一人一人が虐待を正しく認識し気付くことが大切です。虐待は大きく下記の5つに分けられます。「これは高齢者虐待では?」というサインに気付いたり、ご心配なことがありましたら、まず身近な機関(左図参照)や地域包括支援センターに相談ください。
※ 相談・通報の秘密は守られます。


●相談機関

・八頭町民生・児童委員 ・八頭町老人クラブ連合会 ・八頭町社会福祉協議会 ・介護保険事業者 ・法テラス鳥取 ・郡家警察署 ・鳥取県東部総合事務所福祉保健局 ・郡家保健センター



こんなことが虐待になります。

●身体的虐待

・たたく、つねる、なぐる、ける、やけどを負わせるなど
・ベッドにしばりつける、薬を過剰にあたえるなど


●養護を著しく怠る(ネグレクト)

・水分や食事を十分にあたえず、脱水症状や栄養失調の状態にする
・劣悪な住環境のなかで生活させるなど


●心理的虐待

・怒鳴る、ののしる、恥をかかせる、無視をするなど
・子どもあつかいする、悪口を言うなど


●性的虐待

・性的暴力、性的ないたずらをするなど
・排泄の失敗に対して懲罰的に下半身を裸にして放置するなど


●経済的虐待

・日常的に必要な金銭を渡さないなど
・年金や預貯金を本人の意志・利益に反して利用するなど

▲ページの上部へ